貴方の土地のお悩み解決にお役立てください。
境界トラブルでの悩みの本質は、何が悩みなのかの具体性を欠いている事に起因していることが多くあります。
本質に踏みこめない自分自身に腹を立て、キレてしまう。そうなる前にちょっとした具体的行動を起こしてみるのも一つの方法です。自分自身の気持ちに整理がつきます。
例えば「法務局で自分の土地を調べてみる。」自分ひとりで出来る行動をとってみる。まずはそんなアドバイスをいたします。一生に一度の出会いかもしれません。誠意をもってお悩み解決に努力いたします。

隣人との境界に関する悩み〜悶々とした日々をすごしていませんか?
隣人との関係の中で、特に土地の境界に関することは、気になることがあっても『お隣同士のことだから、なかなか言い出せない。』などと言った下手な遠慮が先にたち、思っていることが言えず、悶々として日々を過ごします。
そしてある日突然、言い出せない自分に腹を立たのか、自らが隣人関係に亀裂を生じるような行為を引き起こしてしまいます。そうなると、隣人としても黙っていられません。
そんな些細な原因が、大きな問題へと発展してしまいます。ただの悩み(心の悩みの段階で経済的負荷は伴なっていない段階)から隣地との境界問題(他人との争いが表面化して、結果次第で経済的負荷を背負う可能性が伴なう段階)
そして裁判(当事者間のみの問題でなく司法、行政との関係が表面化、結果如何にかかわらず大きな経済的負荷を伴なう段階)へと発展してゆきます。
『些細な心の悩みの段階で処理しておけばこんな事にならずにすんだのに!』そうなる前にここでいくつかの提案をいたします。
提案ー1
『勇気を持ってお隣に申し出よう!』 いきなりそんなことは、やらないでください。まずは、自分だけでできること、自分の土地に関してどれだけ有効な公的資料が存在しているかを調べましょう。

公的資料とは 公共機関(簡単に言うと役所)に保存されている資料のことで、公示されていて誰でも収集することができる資料のことです。(例えば、法務局に保管されている、登記記録、地積測量図のようなもの)
これらを収集するだけで、結構この段階で心の悩みが解決することもあります。

提案ー2
『勇気を持ってお隣に申し出よう!』 そんなに肩肘張らないでいきましょう。まずはお隣とのコミュニケーションが大切です。『そんな当たり前の事言うな。』って?境界のこととなると結構このことができていない人が多いんですよ。まずは普段のコミュニケーション作りから。そして、いい関係になってから境界のことを持ち出してみてください。

まだこの段階ではあなたの主張『心の悩み)が正しいわけでないことにご注意ください。
そして、境界って言うのはどちらかの主張で決まるものではなくて、はじめから決まっているものであると考えると、お互いに無理な、根拠のない、主張もなくなるはずです。

つまり境界は提案ー1で示した公的資料の範囲(資料で確認できる精度の範囲〜公図しかなければ公図で確認できる範囲)で、確認(確定)されるものだからあなたや、隣人がいくらがんばっても境界の位置は変わりません。そう考えてみてください。
気が楽になったところで、次に、収集してきた資料を基にお隣と協力して図面を見ながらあれこれやってみてください。素人さんではここまでが限界です。決してこの段階で安易な結論(妥協含む)を出さないでください。これはコミュニケーションの一環であると同時にあなたの心の悩み解決手段の一部なのです。
提案ー3
『自分で調べるって結構大変!それにうちの隣人って、結構うるさそうでそう簡単に協力してくれそうにない!』  そろそろ私の出番かもしれません。

これから先は、こじれてしまった境界問題を解決する提案ではありません。起こってしまった境界問題の解決策の究極は、境界確定訴訟、所有権確認訴訟です。
また、ADR(裁判外紛争解決制度)が弁護士の隣接法律専門職である土地家屋調査士により、土地家屋調査士会を通じて展開されています。
一方、不動産登記法による、新たな筆界特定制度が創設されました。境界問題解決にはいろいろな手段が講じられるようになりました。
詳しくはこちらをご覧ください
ともかく、隣との境界に関する悩みが心の悩みの段階あれば先ずは、境界確認を行なうこと。次に問題が起こらないように境界管理をする事単純に言うとこういうことです。起こってしまっては面倒なのが境界トラブルです。あなた自身の心の内にある時が処理すべきタイミングなのでしょう。
具体的に、境界確認の手法とはどういうものなのかは、詳しくは『サービスリスト境界確認』のページをご覧ください。境界管理に関しては独自の提案『境界管理4本の柱』に関するページをご覧ください。

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